サラリーマンでも自営業で仕事をしている人でも自分の給料は安いのか気になることってありますよね。
毎日頑張っているのにこれくらいが妥当なのかな?と思ったり、周りと比べて給料が安いのかどうかも気になるものです。
もちろん、給料が全てではありませんが、将来のことを考えたりすると不安になることもあると思います。
今回は、人には聞きづらい給料の安いと言われる基準や今以上に給料をもらうにはどうすればいいのかをご紹介します。
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給料が安いと考えてしまう基準はいくらか
自分の給料が安いのか高いのかを実感するのは、その人の生活スタイルによって変わってきます。
他人と給料を比較することで、自分がもらっている給料が安いのか平均的なのか知ることもできます。
しかし現実的には、他人の給料明細を見たりすることは難しいでしょう。
そこで、公的なサイトから情報を引き出して、一般的な給料がどれくらいのものかを考えていきます。
国税庁の29年度給与実態調査からデータを引用すると、男性の平均的な給料は532万円、女性の平均は287万円となっており、平均給料は432万となります。
以上の平均給与より下回っていれば、自分の給料が世間と比べると安いと考えられるとも言えます。
下記にグラフと表は
- 平均年齢46歳
- 平均勤続年数12.1年
の平均給与額になります。
一人あたりの平均給与 | 432万円 |
男性 | 532万円 |
女性 | 287万円 |
正規 | 494万円 |
非正規 | 175万円 |
これは、民間の企業に勤めている会社員の給料を元に算出されていますが、暮らしている場所や企業規模によって金額は大きく変わってくるはずです。
年収532万円の給料を単純に月収に換算したら44.3万円になると考えられます。
もちろんボーナスなどの計算は省いた形にはなりますが、これだけの月収があれば十分な暮らしができるはずです。
しかし正規の社員と非正規社員との給料の差が2倍以上違いがあり雇用形態によって給料や生活などに不安が出てきてしまうと考えられます。
※非正規雇用にはパート雇用やバイトなども含まれるため、派遣社員や契約社員はもう少し収入はあると考えられます。
引用:doda
年齢別で考えると20代が約350万円、30代は450万円、40代は530万円、50代は640万円となっています。
1つの企業で年齢を重ねるごとに給料が上がっていく日本の社会の形がきちんと出ています。
もちろん、年齢を重ねるにつれて、結婚したり家族が増えたりすることでお金は必要になってきます。
そのため、給料が上がっていくことは良いことですが、これだけの金額をもらうことが出来ている人は実際は少ないと考えます。
現実的には年代が1つずつずれているくらいが現実的な平均給料ではないでしょうか。
実際には給料がこれよりも安くても生活している人も沢山いるはずです。
給料の安さとモチベーション
頑張った分だけ給料が欲しいと考えることは、当たり前のことです。
きちんとした給料のアップが見込めるのであれば、自然とモチベーションも上がります。
やりたくない仕事や本当に自分がしたいことではないが、給料のために割り切っている方もたくさんいます。
もちろん、仕事をしていく上で、給料が全てとは言い切れません。
やりがいを求めてる方や好きなことを仕事にしている方にとっては、給料以上のものを仕事で得ているという方もいるのかもしれません。
給料が安いが、やりたい仕事ができているという方もいるとは思います。
しかし、ほとんどの人が生活のためや夢、将来設計のために仕事を頑張っているというのも事実です。
これだけ大変な仕事なのだから、もう少し給料が高くてもいいはず…という気持ちは心のどこかにあるのではないでしょうか?
モチベーションは今後の仕事を長続きさせるためにも重要なポイントであることは間違いないはずです。
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給料が安いと結婚はできない?
給料が安いことは、人生設計において様々な疑問を抱くことになります。
中でも結婚は給与と切っても切れない関係にあります。
給料が安いことで、結婚することを躊躇してしまう方も当然います。
もちろん、給料の安いことが理由で結婚できないとも一概には言えません。
しかし、将来設計において給料が安いということは家や車のローン、子供を持つことなどに不安を感じたり少なからず影響してくるものです。
例えば、30代の平均年収は約450万円が最も多い結果となっています。
その中で、多くの人は結婚して子供も育てているのです。
もちろん、生活の仕方にもよりますし、夫婦働きをしているかどうかによっても大きく変わってきます。
結婚するということは、これから一緒に生活をする上でお金の面でも協力していかなければいけないというのが現在の夫婦像とも言えます。
一人分の給料で生活を続けていくことは難しいかもしれません。
しかし、給料が安いので結婚をあきらめるのではなく、夫婦が互いに協力し合い収入に見合った生活をしていけば、結婚することは不可能ではありません。
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給料が安いなら副業か転職か?
今現在の給料が安いという方は収入を増やしたいと思っている方も多いと思います。
当然ですが、収入を増やすには今以上にお金を稼ぐ方法が必要です。
給料が安いことを解消するために、副業と転職のメリット・デメリットをご紹介します。
1つ目は今の仕事をしながら行える副業をして稼ぐ方法です。
副業を行うことで、給料の収入と副業の収入の2つの収入源を得ることができます。
副業をするメリット
- 収入を増やすことができる
- 視野が広がる
- 副業で生活できる可能性も
もしも、本業が何かの理由でダメになっても副業で稼ぎがあることは生活の助けになります。
副業を始めることで今まで知らなかったことを知れるようになったり、本業のプラスになる情報を得ることもあります。
副業は自分の取り組み次第で、どのくらい稼げるのか変わってきます。
本業をしながらの副業は決して楽ではありませんが、本業を超えて稼ぐことも不可能ではありません。
副業のデメリット
- 自己管理が必要
- 副業禁止の場合は注意が必要
- 作業時間を割かなくてはならない
本業のみであれば、仕事をして帰宅すれば自分の自由な時間に充てられます。
しかし、副業で結果を出すには本業の終わった後や休日も副業の作業時間に費やす必要があります。
もちろん時間をかけただけ副業で稼ぐようになることも可能ですが、自分のプライベートな時間を副業に割くことは最初はストレスに感じるかもしれません。
副業が禁止されている会社の場合、バレないように副業をしなければなりません。
会社の同僚に副業をしていることを、うっかり話してしまわないことなど注意する必要があります。
睡眠時間を削って作業して体調不良や遅刻をしてしまっては本末転倒です。
目標に向かって副業に取り組むと同時に、本業がおろそかにならないように自己管理はしっかりすることが大事です。
2つ目は転職をして今以上に給料がもらえる環境に移ることです。
転職することで給料の良い仕事に就くことができれば、安い給料から脱することができます。
転職のメリット
- 給料アップが期待できる
- 前職の経験を活かして働ける
- 福利厚生や待遇面も改善できる可能性も
転職は同じ業種で長く働いていた方は、中途採用でも今以上の給料や待遇で仕事ができる可能性があります。
就業時間や通勤時間など環境が変わることで、今までやりずらいと感じていた部分が改善されて働きやすくなることも期待できます。
これまでの会社にはない手当がもらえる可能性もあるので、条件が良い会社があれば転職という選択肢も給料が安いことから脱却できるチャンスになるかもしれません。
転職のデメリット
- 働いてみないと転職先の内情はわからない
- 賞与などが会社の業績によりもらえない可能性も
- 給料以外の面で納得できない部分がある可能性も
同じような業種の仕事に転職しても、やり方や職場環境が今までとまったく違うことで合わないと感じる可能性もあります。
自分が望む給料をもらうことのできる職場を探して転職しても会社の業績が良くなかった場合、前年まであったはずの賞与がもらえないという可能性も十分考えられます。
他にも待遇や給料が良い分、仕事内容が大変なことも考えられます。
転職後に自分が思っていた会社と違うということにならないように、転職先ではどんなポジションのどのような仕事をすることになるのかを面接や会社見学などでしっかりと確かめることも重要です。
転職か副業か迷ったら・・・
今の会社に不満があり、給料も安くもう辞めても良いという決断ができている場合は転職先の待遇や仕事内容をしっかりと確かめた上で転職して給料をアップさせることも一つの手段です。
転職は給料が安いとは言え、今すぐにどこかに転職するのは気が引けるという場合もあると思います。
そんな時は、今の仕事をキープしたまま副業で稼ぐことがおすすめです。
副業をおすすめする理由は、今以上のマイナスになることはないということです。
副業は収入源を2つに増やすことができます。
まずは、副業で月にいくら稼ぎたいのかの目標と本業と両立できる副業にはどんなものがあるのか知ることも大切です。
転職して後悔するくらいなら、副業に力を注ぐということも悪いことではありません。
本業は給料は安いけれど福利厚生や待遇は悪くない会社と気づいたり、定時で上がれる分副業で稼いでしまおうという気持ちになることもあります。
副業だけがんばって本業をおろそかにすることはあってはならないことです。
しかし、副業で本業の良さやメリット・デメリットや自分が妥協できるポイントや今後どのように稼いでいきたいのかを考えるいいきっかけになるはずです。
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まとめ
給料が安いとモチベーションが上がらず、今後も今の会社で働き続けたいという気持ちは薄れてしまいがちです。
こんなに一生懸命に働いているのに評価されていないと感じたりする場面は一度はあると思います。
給料が安くて経済的に余裕がないく将来に不安を感じる時は、今後どのようになりたいのか考えるタイミングかもしれません。
転職すべきか副業を始めるべきか迷った時は、自分にとってどちらにメリットがありそうか比較して検討してみることをおすすめします。
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