ワイヤーアートの簡単な作り方!少ない材料で始められて初心者におすすめ!
針金さえあればできるワイヤーアートはおしゃれで挑戦してみたいという方も多いのではないでしょうか?
ハンドメイドの中でも材料や必要な道具も少なく、誰でも始めやすいワイヤーアートはハンドメイド初心者におすすめです。
簡単に始められるワイヤーアートの作り方や基本テクニックは覚えておいて損はありません。
今回はワイヤーアートの道具や材料、基本的な作り方をご紹介します。
コンテンツ
ワイヤーアートとは?
針金(ワイヤー)を指やラジオペンチで「曲げる」「切る」「ねじる」「巻きつける」という基本動作を組み合わせて制作するハンドメイドです。
ビーズやその他の素材を針金(ワイヤー)に組み合わせることで、より立体的な作品を作成できます。
針金(ワイヤー)聞くと、色の付いていない銀色のアルミワイヤーを想像する方も多いはずです。
しかし、ワイヤーアートに使う針金(ワイヤー)はビニールや樹脂加工がされたカラフルなものが数多く販売されています。
ワイヤー自体の素材もやわらかく曲げやすいものから、丈夫な素材のワイヤーなど作りたいワイヤーアートの用途に合わせて選ぶこともできます。
作りたいものに合わせて針金(ワイヤー)の色や太さを変えることでワイヤーアートのアイディアは無限に広げることができるのです。
また、ワイヤーアートは作り方のガイドラインとなる型紙を用意することでより制作しやすくなります。
作りたいワイヤーアートの絵を描いてそれを型紙に利用することもできます。
ハートやイルカなど作りたいモチーフの型紙に合わせてワイヤーを曲げることで様々なものを制作することができます。
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ワイヤーアートに必要な道具
ワイヤーアートを始めたいという方が最初に揃えたい必要な道具をご紹介します。
購入先は、ホームセンターやクラフト素材販売店、100均などで揃えることができます。
- ラジオペンチ
先端の細い部分でワイヤーをつまみワイヤーを直角に折り曲げたり、型紙に合わせてワイヤーを曲げる時に使います。
根本には刃も付いているので簡単なワイヤーの切断はラジオペンチでも可能です。
※ラジオペンチは挟んだものをしっかり固定するために内側にギザギザの加工がされています。
ワイヤーの素材によってはラジオペンチの内側のギザギザが素材を傷めてしまうこともあります。
クラフト用の細いワイヤーを使用する際には内側の加工が平らな「丸ヤットコ」がおすすめです。
- ニッパー
ワイヤーを切断する時に使います。
※ラジオペンチにも根本に刃が付いているので切断は可能です。
しかし、綺麗な断面でしっかりと切断するためにワイヤーアートではニッパーを使うことをおすすめします。
ワイヤーアートに必要な材料
- ワイヤー
作りたいワイヤーアートのイメージに合うワイヤーを用意します。
ワイヤーの硬さや色、素材など様々なものがありますので用途に合わせて用意します。
園芸用や盆栽用、クラフト用など様々な用途のワイヤーが販売されています。
購入先はホームセンターやクラフト素材販売店、100均にも販売されています。
- メジャー
ワイヤーアートの製作時に、同じ長さのパーツをいくつか用意する時にワイヤーの長さを測る時に使用します。
- ペン
ワイヤー同士を組み合わせる時に、どこにワイヤーを巻きつけるのか目印をつける時に使用します。
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ワイヤーアートの作り方や基本テクニック
ワイヤーアートは難しい基本動作は特にありません。
不器用だからワイヤーアートはできないのでは?という方も諦めないで下さい。
ワイヤーアートの基本動作は「曲げる」「切る」「ねじる」「巻きつける」の4つです。
この基本動作さえ覚えてしまえば、あとは作りたい作品にわせて使い分けるだけです。
ペンチを使ったことがないという方は作品作りの前に、ワイヤーを使って練習してみるのもおすすめです。
- 曲げる
大きなモチーフや緩やかなカーブを付けたい時は指で曲げます。
ラップの芯などを軸にして曲げることで均一な丸みを付けながらワイヤーを曲げることができます。
四角や三角など直角にワイヤーを折り曲げたい時はラジオペンチを使い曲げます。
※柔らかいワイヤーや細いワイヤーの場合、直角に曲げると折れてしまうことがありますので注意して下さい。
小さな輪っかや細かいモチーフに合わせてワイヤーを曲げたい時はラジオペンチを使い少しづつワイヤーをづらしながら曲げます。
- 切る
作品の終わりや必要な長さを測って余ったワイヤーをペンチを使って切ります。
- ねじる
バネのように、らせん状にしたい時は間隔をあけてペンなどに巻き付けます。
コイル状にしたい時は間隔を空けずにペンなどに巻きつけることで、均一なパーツを作成できます。
- 巻きつける
2本のワイヤーを一緒にしたい時に、ペンチでワイヤーを固定して2本のワイヤーを交互に巻き付けます。
ワイヤーパーツ同士を組み合わせたい時にも、細いワイヤーを巻きつけることで1つの作品にすることができます。
立体的なワイヤーアート
ワイヤーアートの楽しさは、平面的な作品以外にもカゴやオブジェなどの作品を作ることができるところです。
真っ直ぐだったワイヤーから作ったとは思えないような作品は、ワイヤーアートを始めたからにはチャレンジしてみたいものです。
アルミワイヤーで作るワイヤーバスケットは細かいワイヤーのパーツを組み合わせて作ります。
基本の「曲げる」「切る」「ねじる」が学べる作品です。
材料
- アルミワイヤー直径1㎜(盆栽用、ブロンズ色)
- 円柱形のもの(大、小)
※動画では、ムースの缶のフタ(かごのフチ部分)と単1電池(カゴの底の部分)を利用していました。
円柱形の大きいほうがカゴのフチの大きさになり、小さい方がカゴの底の部分の大きさになります。
作りたいカゴの大きさに合わせて大小の円柱形のものを用意します。
- 竹串
- ラジオペンチ
- ニッパー
ワイヤーアートアクセサリー
ワイヤーにビーズを通してねじるだけで華やかなアクセサリーを作ることができます。
ワイヤーならではの自由な形作りで、色々なアクセサリーができることがよくわかります。
基本の「ねじる」「巻きつける」を学べる作品です。
材料
- ワイヤー(ゴールド)40㎝2本、30㎝1本
- クリアビーズ
- ピアスのパーツ
- ニッパー
- ラジオペンチ
※細いワイヤーを使用しているので、ねじりすぎるとワイヤーが折れてしまうことがありますので注意して下さい。
ワイヤーアートを使った花
ワイヤーの花びらを重ねることで、立体的な花も作れるのです。
さらに、ワイヤーで花びらを1枚1枚制作して専用のディップ液につけることでアメリカンフラワーを制作しています。
ワイヤーアートの応用編にはなりますが、見た目の鮮やかでとても綺麗な作品です。
材料
- アーティスティックワイヤー0.25㎜(ゴールド)
- ペン(ワイヤーを巻き付けて花びらを作る)
- アメリカンフラワーディップ液
- 紙コップ
- 丸ヤットコ
- ニッパー
- リングパーツ
- UVレジン
- UVライト
※UVレジンはリングパーツに花を固定させるために使用します。
丸ヤットコは内側が平らなので、挟んだものに傷がつかないようになっています。
ラジオペンチはしっかりと挟めるように内側にギザギザの加工があります。
今回のワイヤーアートで使用するワイヤーはとても細いので、丸ヤットコを使用することをおすすめします。
動画ではリングを作成していますが、ピアスやネックレス、髪飾りにアレンジすれば様々な作品が作成できます。
ワイヤーアートを販売するには
上手にワイヤーアートができたら販売してみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
ハンドメイド作品はフリマアプリやハンドメイド専門のサイトで販売することができます。
フリマアプリのメルカリではハンドメイドの作家さんが様々な作品を販売しています。
どんなものが売れているのか気になる方は、一度メルカリのハンドメイドの項目を覗いてみることをおすすめします。
また、ハンドメイド専用の販売アプリminne(ミンネ)も販売先としておすすめです。
ハンドメイドのプロもたくさん集うminne(ミンネ)では、作家さん専用のギャラリーページを見ることができます。
クオリティーなどプロの作家さんの作品はとても勉強になります。
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まとめ
ワイヤーアートは作り方次第でアクセサリーやバスケットなど様々な作品を作ることができます。
最初に用意する道具が少ないという点もハンドメイド初心者には嬉しいポイントです。
何か新しいハンドメイドにチャレンジした方や副業でハンドメイドの販売を考えている方にもワイヤーアートはおすすめです。