ハンドメイド財布と言うと、レザー製の作品や布製のかわいいデザインの作品など様々なものが思い浮かびますよね。
型紙も色々なものがありますが、どんな素材で作るのか色やアイディアで無限大にハンドメイド財布を作成することができます。
趣味でハンドメイド財布に興味がある方はもちろんのこと、副業でゆくゆくは販売できるような作品を作りたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
今回は、ハンドメイド財布を作ってみたいという方におすすめの作り方7選と通販で販売する際に人気の販売先についてご紹介します。
【ハンドメイド】長財布の作り方
収納力が抜群の長財布は、お財布のハンドメイドの中でも作ってみたいという方も多いのではないでしょうか?
一見難しそうなハンドメイド長財布ですが、型紙に合わせてパーツごとに制作することで自分でも素敵なお財布を作ることができます。
長財布の中でもマチ付きでおしゃれな布製のハンドメイド長財布の作り方をご紹介します。
材料 (20㎝×11㎝の長財布)
長財布全体に使用する生地
- 表生地 22㎝×30㎝ 2枚
- 接着芯 22×30㎝ 2枚
ファスナーポケット部分の生地
- 表生地 19㎝×9㎝ 2枚
- 内生地 19㎝×9㎝ 2枚
- 接着芯 19㎝×9㎝ 2枚
- ファスナー 16㎝ 1個
じゃばら部分の生地
- 表生地 18㎝×14㎝ 2枚
カードポケット部分の生地
- 表生地 19.5㎝×14㎝ 2枚
- 表生地 19.5㎝×10㎝ 2枚
制作に必要なもの
- ミシン(厚物用の針に変更)
- ミシン糸(ホワイト)
- 打具不要のスナップボタン 1組(ブラック)
- 分度器
- ハサミ
- 定規
- キリ
- チャコペン
- クリップ
- アイロン
※動画で使用のスナップボタンはセリアで購入の商品
長財布全体に使用する生地とファスナーポケット部分の生地にアイロンを使って接着芯を貼ります。
接着芯には裏と表がありますので、注意して下さい。
【ハンドメイド】二つ折り財布の作り方
ポケットにすっぽりと収まる二つ折りのハンドメイド財布はしっかりとした素材の合皮を使うことで、耐久性もありお手入れも簡単なお財布を作ることができます。
また、合皮ならではの高級感は二つ折り財布のハンドメイド作品としてプレゼントにも最適です。
シンプルなブラックの合皮で作る二つ折りのお財布をご紹介します。
材料(生地はすべて薄手のブラック合皮を使用)
- 表生地 9.5×23.5㎝ 1枚
- ポケット①6.5×10㎝ 1枚
- ポケット②7.5×10㎝ 1枚
- ポケット③8.7×22.5㎝ 1枚
- ポケット④7.5×10㎝ 1枚
- ふた部分 6×9㎝ 2枚
制作に必要なもの
- ミシン(テフロン押さえ)
- ブラックの糸
- ハサミ
- チャコペン
- クリップ
- キリ
- 木槌
- ゴム板
- バネホック 1組(13㎜アンティークゴールド系)
※バネホックは取り付ける際には、打具と木槌、ゴム板が必要です。
動画では、バネホックと打ち具のセットを使用しています。
打ち具がセットではないバネホックの場合、バネホックに合った打ち具が別途必要ですので注意して下さい。
バネホックの色やサイズは表記されていませんでしたが、サイズは13㎜で色はアンティークゴールド系のバネホックが使用されているパーツに近い色です。
お好みに合わせてサイズや色は調整しても良いと思いますので、作成時の参考になさって下さい。
二つ折り財布の生地はすべて薄手のブラックの合皮を使っています。
薄手で丈夫なので裁断やミシンがけもしやすいので初心者にもおすすめの素材です。
ミシンで縫い合わせる際は、押さえを金属製のものから「テフロン押さえ」に変更することで縫いやすくなります。
金属製の押さえは布の縫い合わせを想定して使われるものです。
必ずしもテフロン押さえに変えなければならないということではありませんが、合皮の摩擦を軽減してより綺麗な縫い目にすることができます。
縫い合わせる際に、事務用のダブルクリップで抑えると合皮がずれにくく縫いやすくなります。
※お財布は中にお札を入れることを考えてあえて縫わない部分もありますので、注意して下さい。
【ハンドメイド】がま口財布の作り方
見た目もコロンとかわいいがま口財布は、女性に人気の形です。
がま口部分の口金の取り付けや型紙の取り方がやや難しいですが、覚えておきたい作り方の1つです。
小銭入れやポーチにも最適な小さながま口財布の作り方をご紹介します。
材料
- ①表布(柄)2枚
- ②表布用の接着芯(キルト綿)1枚
- ③裏布(ストライプ)1枚
- ④口金1つ
- ⑤紙ひも1本
※キルト綿とは、シート状になった綿のことです。
布に厚みを持たせる役割を持っています。
制作に必要なもの
- ①差し込み器具(またはマイナスドライバー)
- ②ペンチ
- ③目打ち
- ④ボンド
- ⑤つまようじ
- ⑥ミシン
- ⑦ハサミ
- ⑧手縫い用の針と糸
- ⑨マチ針
- ⑩アイロン
※差し込み器具はがま口の金属部分(口金)と布をしっかりと固定させるために使います。
接着芯をアイロンでくっ付ける際には、中綿が潰れないように接着芯を裏側にしてアイロンを浮かせるようにします。
ミシンで縫い上げた後、生地を返しますのであえて縫わない部分がありますので注意して下さい。
【ハンドメイド】簡易財布の作り方
小さな簡易財布はお金を分けて持ち歩きたい旅行の時などにあると便利です。
簡易財布は薄くてコンパクトなので、普段のお財布が入らない小さなバッグ用に欲しいという方も多いのではないでしょうか?
作り方も簡単でわかりやすい布製の簡易財布の作り方をご紹介します。
材料
- 表布13㎝×23㎝ 1枚
- 裏布13㎝×28㎝ 1枚
- ファスナー 10㎝(ゴールド系)
- マジックテープ 3㎝
制作に必要なもの
- ミシン
- マチ針
- ハサミ
- 定規
シンプルな作りの簡易財布は、2枚の布が組み合わさってできているとはとても思えないような仕上がりです。
しっかりとした簡易財布にしたい方は、接着芯を内側に入れてアレンジしても良さそうです。
【ハンドメイド】折り紙で財布
折り紙で作る財布はペーパークラフトと呼ばれるバンドメイドの1つです。
活用方法としては、ポチ袋やシールを入れたりするのも楽しそうですね。
工作として子供と楽しむのも良いですし、気に入った包装紙などでも作れます。
折り紙1枚で作れる「折り紙財布の作り方」をご紹介します。
材料
- 折り紙 1枚(両面に柄のあるもの)
制作に必要なもの
- クラフトボーンフォルダ(動画の中では水色の道具)
- スタイラス(動画では両端に金属のボールがついた白い道具)
- 定規
- カッター
- 工作板
クラフトボーンフォルダとは、折り紙に谷折りの折り目をつける道具です。
折った紙を綺麗に押さえる時にも使用できます。
スタイラスも折り紙に谷折りの線をつけるものですが、先端が丸いので紙を傷つけにくい加工がされています。
代用する場合は、シャープペンシルの先(芯を出さずに)を使うと綺麗な線をつけることができます。
【ハンドメイド】首かけ財布の作り方
旅行やライブ、フェス、お祭りなど両手を空けて楽しみたいなんてことありますよね。
大きな荷物はあらかじめロッカーに預けて、小銭やスマホなどのちょっとしたものを持ち歩きたい時に首かけ財布があると便利です。
スマホもしっかりと入るお出かけに便利な首かけ財布をご紹介します。
材料
- 表布55㎝×12㎝ 1枚
- 接着芯54㎝×12㎝ 1枚
- 裏布27㎝×12㎝ 1枚
- 両端の紐を固定する布 4㎝×4.5㎝ 2枚
- ひも 1本(ブラック)
- マジックテープ 1つ(ブラック)
制作に必要なもの
- マチ針
- 定規
- アイロン
- ミシン
- チャコペン
- はさみ
- ボンド
- 割り箸
- 鉛筆削り
割り箸は鉛筆削りで先端を尖らせて、ポンドをつける道具として使用します。
布の角をラウンドにしたい方は、円筒形の角を利用してチャコペンで印をつけます。
ハンドメイドで作った財布を販売するなら
ハンドメイド初心者が販売するなら、フリマアプリがおすすめです。
メルカリやミンネなどのフリマアプリは様々なハンドメイド作家さんが作品を販売しています。
手数料などもありますが、匿名配送ができることやSNSと連動させて制作したハンドメイド財布の作品をまずは知ってもらうことが重要です。
制作過程を公開したり、色違いやセミオーダーにも対応可能という内容なども一緒に記載すると作品に興味を持ってもらいやすくなります。
新作ができた時の宣伝はtwitterやInstagramがおすすめです。
新規のお客様はSNSから訪れる方も多くいます。
試しに作ってみた作品をアップして、デザインの反応を探ることもできます。
そして、ある程度お客様を獲得できるハンドメイド作家になったら自分だけのインターネット上のショップを開設することもおすすめです。
BASEは無料でインターネット上に自分のお店を開設することができます。
会員登録に必要なのは、メールアドレス、パスワード、URLの3つだけです。
難しい操作はありませんので、気軽にお店を持つことができます。
まとめ
ハンドメイド財布はアイディア次第で様々な作品を作ることができます。
こんなお財布があったらいいなというあなたのひらめきは、そのお財布を探していたというユーザーの目に留まるはずです。
ハンドメイドが好きな方はぜひアイディアを形にしてみてはいかかでしょうか。
コメント