amazonせどり(転売)とは?初心者が最低限知っておくべき知識
amazonのせどりを初めてみたいけれど、在庫を抱え込んでしまわないかどうかと考えるとリスクが大きい副業なのでは？と考えることってありますよね。
しかし、せどりは仕入れる時にamazonでは商品がいくらで、どのくらい売れているのかをしっかりとリサーチすることで在庫を抱え込んでしまうリスクを低くすることができるのです。
特別な人脈や知識がなくても始めらるamazonのせどりは、実は初心者にこそおすすめしたい副業です。
今回はamazonを使ったリスクの少ないせどり方法や配送や梱包、在庫管理をamazonにお任せできるフルフィルメントby Amazon（FBA）についてご紹介します。
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amazonせどりとは？
amazonでせどりを行う際に一番重要なことが商品のリサーチです。
リサーチすることでせどりで起こりうる在庫を抱え込むリスクを低くしたり、利益の予測を立てることができます。
では、仕入れ方法やリサーチとはどのように行っているのでしょうか。
せどりの仕入れ方法は、主に2つの種類があります。
1つ目は、商品を販売している実際の店舗に足を運びせどり商品をリサーチする『店舗せどり』です。
店舗せどりのリサーチはバーコードリーダーを使い、仕入れるべき商品かどうかを価格の値段と販売価格の差から判断します。
店舗せどりで対象となるお店は、家電量販店や中古の本を扱う書店、リサイクルショップ、大型ショッピングモールなど様々な店舗が対象になります。
2つ目は、インターネットショッピングで仕入れる『電脳せどり』です。
電脳せどりのリサーチはパソコンやスマホを使いamazonでの販売価格と仕入れ価格の差を調べて判断します。
楽天やYahoo!ショッピングなどのインターネットショッピングサイトで仕入れを行います。
ここで注意したいのが、amazonで仕入れたものをそのままamazonで販売することは『amazon刈り取り』と呼ばれていてamazonのガイドラインに違反してしまいます。
そのため、amazonでせどりをする場合、amazon以外で仕入れたものamazonで販売するか、amazonで仕入れたものをフリマアプリやオークションで売る方法が主なせどりの方法になります。
そして、副業でamazonでせどりを考えている方におすすめしたいのが、『フルフィルメントby Amazon（FBA）』です。
amazonの専用の倉庫にあらかじめ在庫商品を送っておくと、発送の手続きやカスタマーサポートをAmazonが行ってくれるというシステムが利用できます。
フルフィルメントby Amazon（FBA）は有料サービスですが、梱包作業や発送手続き、お客様への連絡など商品の発送に関する作業を注文が入るたびにamazonがあなたの代わりに自動で行ってくれます。
自分で発送の必要がないので、時間に追われているサラリーマンや主婦の方が副業でせどりを始めやすいというメリットがあります。
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amazonせどりに必要なツールやアプリ
amazonでせどりをする際に重要なのが、仕入れしようとしてる商品の利益率です。
当然ですが、安く仕入れて高く売れるものが良いものでその差額が大きければ大きいほど利益も大きくなります。
そこで、amazonでの販売価格や売れ筋ランキングがわかるWEBサイトやアプリがリサーチに役立ちます。
店舗せどりや電脳せどりに使えるものなど様々ですが、amazonでせどりをする際に仕入れ基準となる価格調査に便利なツールやアプリをご紹介します。
モノレート（WEBサイト）
せどりの仕入れをするのに役立つのが、モノレートです。
モノレートはamazonでの商品の価格変動やランキングがグラフでわかるWEBサイトです。
amazonで出品する際には必ずチェックしたいサイトです。
これは、店舗で仕入れをする『店舗せどり』とインターネットショッピングで仕入れる『電脳せどり』のいずれの場合もリサーチに利用できます。
せどりすと（iPhone専用アプリ）
iPhoneをお使いの方は無料せどりアプリ『せどりすと』があります。
『せどりすと』は店舗せどりをする際に役に立つiPhone専用アプリです。
せどりを行うプロの方が考えた、売上を上げるための仕入れ基準をバーコードを読み込むことで判別できるアプリです。
『せどりすと』を使うと、お店で売られている販売価格とインターネットで販売されている価格相場を比較できます。
実は、『せどりすと』には有料版のアプリも2種類あります。
1つ目は『せどりすとPro』です。
『せどりすとPro』は、1回だけ購入の買い切りタイプで価格は2800円です。
無料版の『せどりすと』では広告が表示されますが、『せどりすとPro』は広告が非表示となる違いがあります。
2つ目は『せどりすとプレミアム』です。
『せどりすとプレミアム』は月額5000円で初回購入時に初期費用5400円が掛かりますので、初回の購入金額は合計で約10000円となります。
現在、アップデートや機能を拡大しているのは、主に有料版の『せどりすとプレミアム』です。
『せどりすとプレミアム』はamazon以外に、楽天やYahoo!、価格ドットコムなどの大手ショッピングサイトの価格も確認することができます。
出品したい商品が今現在どのくらいの出品数や店舗があるのかも同時にリサーチできます。
今後もせどりで継続的に稼ぎたいと考えている方は、最新版の情報を取得できる『せどりすとプレミアム』の利用がおすすめです。
せどろいど（Android専用アプリ）
Androidをお使いの方は無料せどりアプリ『せどろいど』があります。
『せどろいど』は店舗せどりの際に役立つAndroid専用アプリです。
バーコード情報から最安値や出品者数、ランキングがグラフとなり一覧で確認することができます。
Androidをお使いで、amazonでせどりを考えている方はダウンロードしておきたいアプリです。
Amazon Seller（iPhone・Androidの両方に対応したアプリ）
Amazon Sellerアプリはamazonが公式で運営しているアプリです。
amazonでせどりを行い販売した際の売上額のグラフや現在の発注状況、配送方法、販売価格の変更や在庫の管理などが総合的に行えるアプリです。
Amazon Sellerはアプリですので、スマホのカメラを使い商品のバーコードをスキャンして店舗せどりをする際にも利用できます。
スキャンしたバーコード情報から商品のランキングや価格もチェック可能ですので、バーコードリーダーを持っていない時にも役立つアプリです。
フルフィルメントby Amazon（FBA）の手数料や粗利の計算も可能です。
仕入れが可能になったらその場で出品手続きも行うことができます。
Amazon Sellerでは他にも、amazonでは出品が規制されている商品を確認することができます。
せどりをする際には調べてから仕入れを行っているので規制されている商品はわかっているという方も多いと思います。
しかし、万が一amazon側の規約が変わりそれを知らずにいると、仕入れたのに売れないという困った状況に陥ってしまいます。
そんな時に役に立つのが、Amazon Sellerアプリです。
バーコードで検索する方法と商品名から検索する方法で調べることができます。
iPhoneとAndroidどちらも対応していますので、規制されている商品なのか迷った際に検索するツールとしても利用できます。
バーコードリーダー（店舗せどり用の機械）
バーコードリーダーは店舗せどりを行う際にあると便利な機械です。
バーコードを読み込むにはスマホのカメラでも行えます。
しかし、大量の商品をスマホのカメラでスキャンし続けるのはお店の人に怪しまれるリスクや手間がかかるのです。
そこで店舗せどりで頼りになるのがバーコードリーダーです。
バーコードリーダーは機械の先端から赤色のビームが出てバーコードを瞬時にスキャンできます。
価格は1～3万円ほどで販売しています。
バーコードリーダーはスキャンしたバーコードの情報から、せどりをした際にどのくらいの売れる見込みがあるのかや利益の計算を自動で行うことが可能です。
また、せどり専用アプリと連動すると、あらかじめ自分で決めた条件に見合った商品が見つかるとアラートでお知らせしてくれるバーコードリーダーもあります。
店舗せどりをバーコードリーダーで行っている方に人気なのが、KOAMTAC（コームタック）のKDC200です。
お値段はやや高いですが、スピーディーな読み取りと少し離れた距離からでも読み取り可能なのでせどりのプロも使っている方が多いモデルです。
店舗せどりで効率的に商品リサーチをしたい方にはバーコードリーダーもおすすめです。
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amazonせどりの仕入れ
基本的にせどりはamazonでせどりをする場合に限らず、店舗で仕入れをする『店舗せどり』とインターネットショッピングで仕入れる『電脳せどり』のいずれかの方法で仕入れを行います。
せどりで稼いでいるプロでも、店舗せどりが得意な方や電脳せどりが得意な方など様々な方がいます。
店舗せどりと電脳せどりのそれぞれのメリット・デメリットをご紹介します。
店舗せどり
店舗せどりの場合は、実際に自分で店舗に足を運び、商品を購入しに行きます。
対象店舗は、リサイクルショップ、家電量販店、古本屋、ショッピングモールなど様々な店舗が仕入れ対象のお店になります。
リサーチにはバーコードをスマホのカメラもしくは、バーコードリーダーでスキャンしてリサーチします。
新品・中古品どちらでもせどり販売することはできます。
店頭で売っている価格よりも、せどりで高い値段で販売しても売れるのかどうかや売れた際の利益を計算して仕入れを行います。
店舗せどりのメリットは、
- 商品の状態を自分の目で確かめてから購入できる
- チェーン店でない場合は、自分だけの独自の仕入先になる
- 販売している店舗の店員さんにセール情報を確認できる
セール品の場合、店側は売り切りたいので短期間で大幅な値下げをして販売していることがあります。
店舗せどりは色々なお店に足を運ぶ必要がありますが、リアルタイムでセール情報を手に入れることができます。
お買い得なセール情報も実際に訪れないとわからないので店舗せどりのメリットと言えます。
また、全国チェーン店でない小さな店舗の場合、その店独自のセールを開催していることがあります。
あまり知られていない小さなお店の場合は自分だけの仕入先となる可能性が高くなります。
デメリット
- 仕入れ商品をすべてバーコードリーダーで読取る必要がある
- 在庫に限りがある可能性があり、大量仕入れが難しい場合も
- 仕入れのたびに、店舗に足を運ぶ必要がある
店舗せどりでは仕入れを考えている商品のバーコードをスキャンしてリサーチを行う必要があります。
どんな商品を仕入れたいのかや自分で仕入れるべき基準が明確でない初心者のうちは時間がかかってしまうことも。
また、店舗せどりで商品をリサーチするためには店舗に自分で足を運ぶ必要があります。
リサーチしたい店舗の営業時間に合わせて訪れる時間や交通費がかかるという点はデメリットと言えます。
電脳せどり
電脳せどりはインターネットを使い仕入れを行う方法です。
楽天市場、Yahoo!ショッピング、ヤフオクなどのあらゆるインターネットショッピングサイトが対象となります。
慣れてくると海外のサイトからせどり商品をリサーチして仕入れをするという方もいます。
仕入れ商品は新品・中古品問わず、家電や雑貨品など様々なものがせどり商品として仕入れ可能です。
リサーチにはせどりの価格変動がわかるせどり専用のリサーチアプリやWEBサイトを利用して、商品の売れる見込みや利益の計算を行い仕入れるべきか判断します。
電脳せどりのメリット
- 時間や場所を選ばず、いつでも仕入れリサーチができる
- 仕入れたものを好きなところで受け取れる
- ショッピングサイトのポイントを貯められる
ショッピングサイト独自のセールやポイントアップセールがあればその分お得に仕入れをすることができます。
また、店舗仕入れを違いお店にお店に足を運ぶ必要がないので好きな時間に仕入れリサーチを行うことが可能です。
プロが使うような卸売りサイトや店舗にはないような値段のアウトレット商品など多くのショッピングサイトから商品を比較して購入を検討できる点はメリットと言えます。
自分の受け取りたい場所まで配送してもらえるので、自分で在庫商品を運ばなくて良いのです。
電脳せどりのデメリット
- 大手ショッピングサイトにはせどりのライバルも多い
- 仕入れのたびに送料がかかることも
- 商品を確認してから購入できない
電脳せどりはどこにいても仕入れ可能なため、大手ショッピングサイトには同じように仕入れ商品をリサーチするライバルがいます。
インターネットショッピングなので、自分の好きな場所に配送してくれるのは良い所です。
しかし、商品によっては一定金額を購入しないと送料がかかってしまうこともあるので注意が必要です。
中古商品をインターネットショッピングで購入する場合、商品状態を手にとって確認できないので、需要がある商品とわかっていても仕入れの際の見極めが初心者には難しいこともデメリットと言えます。
フルフィルメントby Amazon(FBA)
amazonでせどりをする際におすすめなのが、フルフィルメントby Amazon（FBA）です。
手数料が高いので利益が減ってしまうという意見もあるので実際の所どうなんだろうと思っている方も多いと思います。
フルフィルメントby Amazon（FBA）は本当に儲からないのか？やメリット・デメリットをご紹介します。
フルフィルメントby Amazon（FBA）とは？
フルフィルメントby Amazon（FBA）はamazonが提供している有料サービスです。
料金は配送代行手数料+在庫保管手数料の2つが基本料金としてかかります。
フルフィルメントby Amazon（FBA）の詳細な料金はこちら。
フルフィルメントby Amazon（FBA）を利用するには、利用したい商品の登録を行います。
梱包やラベルの貼り付けなども自分で行う方法とamazonに任せる方法の2つが選べます。
準備が完了したら、amazonが運営する物流拠点のフルフィルメントセンターに商品を送ります。
副業でせどりを行う場合、お客様からの注文に合わせて梱包や配送手配などをすべて自分の手で行うことが難しいという方も多いと思います。
フルフィルメントby Amazon（FBA）は有料のサービスですが、お客様からの問い合わせや急に受注が増えてしまった場合も24時間365日、いつでも安心して任せることができます。
メリット
- 受注から梱包、配送手配、お客様対応まですべてを代わりに行ってくれる
- 在庫商品を自分で保管しなくてよい
- amazonの名前で発送できるので集客も可能
フルフィルメントby Amazon（FBA）の最大のメリットは自分で受注や配送などを代わりに行ってもらえることです。
在庫もフルフィルメントセンターに送ってしまえば商品管理も必要ありませんので、保管場所も自分で確保する必要がありません。
また、フルフィルメントby Amazon（FBA）を利用することで、amazonから配送となります。
そのためお客様からamazonで注文したという安心のamazonブランドの力も得ることができます。
他にも、海外への発送もamazonが行ってくれますので日本国内に限らず、海外からの受注や発送も可能になります。
デメリット
- フルフィルメントby Amazon（FBA）を使い続けるにはお金がかかる
- 長期保管が必要な商品は保管料がネックになる場合も
- 一度預けると商品状況を確認するのは難しい
フルフィルメントby Amazon（FBA）は有料サービスのため、せどりで利益がない期間が続くと長期保管料が発生してしてしまいます。
在庫商品がどのくらで売れるのかしっかりと計画を立ててフルフィルメントby Amazon（FBA）を利用する必要があります。
また、フルフィルメントセンターに預けた商品の状態を確認することは難しく、取り寄せるための送料もかかります。
手元に在庫しなくて良いメリットもありますが、その分在庫商品がどんな状態になっているのかを把握するのは難しいのです。
フルフィルメントby Amazon（FBA）は儲からないのでは？と言われているようです。
理由は、フルフィルメントby Amazon（FBA）は手数料が高すぎるからと言われています。
フルフィルメントby Amazon（FBA）で効率よく稼いでいる方は、在庫商品の出荷サイクルが速く売れ行きの良いものを保管しています。
自分で梱包や配送をすると時間や手間がかかるのでそういった煩わしさから開放されるために、amazonにお願いするという選択をしている方が多くいます。
逆を言えば、長期的に注文が入らないこともあるような商品は自分の手元に保管して、自分で梱包や配送をしているというように使い分けを行っています。
手数料が高いから儲からないという意見もありますが、稼いでいる方のようにamazonに預けるものと、自分で管理して発送するものを上手に使い分けることが重要です。
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まとめ
せどりは特別な知識がなくても、リサーチをすることで初心者もリスクを低くチャレンジできる副業です。
これから、amazonでせどりをしたいという方は、どんなものが需要があるかなども無料でリサーチできるツールもたくさんあります。
まずは店舗せどりと電脳せどりの両方を試して自分に合った仕入れ方法を検討してみることをおすすめします。