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メルカリとラクマの違いを徹底比較!手数料やサービスはどっちがおすすめ?

人気のフリマアプリのメルカリとラクマが有名ですが、どちらが良いのかわからないことってありますよね。

できれば自分にとって使い勝手のよいフリマアプリを探したいと考える方も多いのではないでしょうか?

実は、メルカリとラクマは一見同じようなフリマアプリに見えますが、手数料や内容を比較することで自分にとってより良いフリマアプリを選ぶことができるのです。

今回は、メルカリとラクマのそれぞれの違いやおすすめのフリマアプリをご紹介します。

目次

メルカリとラクマのサービス内容の違いを比較

フリマアプリ名 メルカリ ラクマ
アプリのダウンロード数 7000万 1500万
販売手数料 10% 3.5%
振込手数料 200円 210円
電子マネー メルペイ・iD 楽天ペイ
匿名配送 らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)

ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)

かんたんラクマパック(日本郵便)
コンビニ受け取り ゆうゆうメルカリ便のみ可(ローソン・ミニストップ) なし
郵便局受け取り ゆうゆうメルカリ便のみ可

※日本郵便の宅配ロッカー「はこぽす」も可

なし
売上金の期限 6ヶ月(180日間) 1年間
購入申請の制度 なし あり

メルカリの特徴

メルカリはダウンロード数7000万と圧倒的に知名度の高いフリマアプリです。

ユーザーは女性が多く、出品されているものは、洋服や日用品、ハンドメイド商品など女性がターゲットのものが多く出品されています。

メルカリは出品すると売れるスピードが早く、即決で売れてしまうものもよくあると評判です。

メルカリでは匿名配送サービスも行われていて、らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)、ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)は全国一律の料金で配送可能で出品者と購入者の間で個人情報を共有せずに配送できます。

ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)を選択すると、郵便局やコンビニ(ローソン、ミニストップ)での受け取りも可能です。

自宅以外で受け取りをしたい購入者にとってメルカリはメリットが大きいサービスと言えます。

一方で、購入者から出品者に気軽にメーッセージを送れることから、価格の交渉も頻繁に行われています。

値引き交渉自体は悪いことではありませんが、購入者の中には、出品時に設定した金額よりも大幅な値下げ交渉を持ちかけてくる購入者もいるのです。

できれば出品者も譲ってよかったと思える購入者に買ってもらいたいものです。

しかし、メルカリは購入者を出品者が決める仕組みはありません。

事前の購入申請がないという点はメルカリのデメリットとなりそうです。

ラクマの特徴

ラクマはフリルと旧ラクマが統合して、新ラクマとして誕生しました。

出品されているものは洋服や日用品、ハンドメイドなどほとんどメルカリと変わらないですが、メンズブランドの洋服なども出品が多く男性ユーザーも半分くらい利用しているような印象があります。

ラクマではメルカリでは出品が禁止されている株主優待券も出品することができます。

ラクマの一番の特徴としては、楽天が運営しているフリマアプリなので、利用するには楽天IDの会員登録が必須となります。

すでに楽天の会員の方はそのままログインできますし、楽天スーパーポイントを貯めることができるという点は普段使い慣れている安心感があって良いという方も多いのかもしれません。

また、売上金の入金口座を楽天銀行に指定することで最短で当日の振込が可能というスピード感は嬉しい仕組みです。

楽天銀行を売上金の振込先に指定した場合

  • 0時00分~8時59分までに振込申請・・・当日中に振込、翌営業日
  • 9時00分~23:59分までに振込申請・・・翌営業日に振込、翌々営業日

普段から楽天で買物をする方や楽天ポイントを貯めたい方にラクマはおすすめしたいフリマアプリです。

しかし、ラクマは楽天を利用していないユーザーにとっては使いづらいと感じる可能性があります。

売上金振込先を振込先に指定しなかった場合、楽天銀行よりも振込日がプラス1日かかるようになります。

楽天をそこまで利用しないという方にはあまり魅力的に感じないかもしれません。

メルカリとラクマの手数料の違いを比較

フリマアプリ名 メルカリ ラクマ
販売手数料 10% 3.5%

販売手数料は出品者にとって負担となることも多く、売上から差し引かれると考えると報酬額が変わってしまうので、出品の際には気にしたいポイントです。

メルカリとラクマの販売手数料を比較すると、メルカリの販売手数料は10%、一方でラクマは3.5%です。

単純に販売手数料だけを比較すると、メルカリよりもラクマの方が販売手数料が6.5%低いことがわかります。

例えば、1000円の商品を出品し販売したとします。

ラクマの場合、販売手数料は3.5%なので1000円のものが売れたとすると35円で済みます。

一方メルカリの場合、販売手数料は10%なので1000円のものが売れたとすると100円取られてしまいます。

65円の差は高額な商品を売れば売るほどに大きくなりますので、出品者にしてみると販売手数料を比較した場合、ラクマの方がお得に感じられるのです。

メルカリとラクマの送料の違いを比較

メルカリ・ラクマのヤマト運輸送料一覧表

サービス名 サイズ 重さ メルカリ ラクマ
ネコポス A4サイズ

厚さ2.5㎝以内

31.2㎝×22.8㎝以内

※23㎝×11.5㎝以内を除く

1㎏まで 195円  200円
宅急便コンパクト

 

※専用BOX65円(税込)が別途必要です。2種類のサイズから選択できます。

専用薄型BOX(縦24.8㎝×横34㎝)

専用BOX(縦25㎝×横20㎝×厚さ5㎝)

制限なし 380円  

530円

※販売価格550円以上で利用可

 

サービス名 メルカリ ラクマ
宅急便 サイズ(単位cm) 重さ 価格 サイズ 重さ 価格
60サイズ ~2㎏ 700円 60サイズ ~2㎏ 800円
80サイズ ~5㎏ 800円 80サイズ ~5㎏ 900円
100サイズ ~10㎏ 1000円 100サイズ ~10㎏ 1150円
120サイズ ~15㎏ 1100円 120サイズ ~15㎏ 1350円
140サイズ ~20㎏ 1300円 140サイズ ~20㎏ 1500円
160サイズ ~25㎏ 1600円 160サイズ ~25㎏ 1500円

※ラクマの160サイズは販売価格1555円以上で利用できます。

※メルカリ、ラクマ共に全国一律の送料です。

ヤマト運輸を利用した場合のメルカリとラクマの送料比較です。

メルカリでは「らくらくメルカリ便」と言い、ラクマでは「かんたんラクマパック」と呼ばれています。

匿名配送は、らくらくメルカリ便のみが利用できます。

ネコポスはメルカリが195円、ラクマが200円と5円ほどラクマの送料が高くなります。

宅急便コンパクトはメルカリが380円、ラクマが530円なので150円ほどラクマが高いことがわかります。

宅急便で比較しても160サイズ(~25㎏)でメルカリが1600円、ラクマが1500円なのでここだけラクマが100円ほど安く配送できます。

配送料金で比較すると、160サイズの大型のものを毎回出品する方は少ないはずですので、メルカリがお得と言えそうです。

ラクマのみ最低販売価格が利用条件として決まっていて、宅急便コンパクトは販売価格550円以上、宅急便は1555円以上となります。

これは、販売手数料が売上から差し引かれた時にマイナスにならないようにするためです。

以前はメルカリにも販売価格の規定がありましたが現在はありません。

販売価格に送料を含む場合や価格の値下げを行う際は、販売手数料と送料を差し引いて赤字にならないか注意する必要があります。

メルカリ・ラクマの日本郵便送料一覧表

サービス名 サイズ 重さ メルカリ ラクマ
ゆうパケット A4サイズ

厚さ3㎝以内

長辺34㎝以内

(3辺合計が60㎝以内)

1㎏以内 175円 179円
ゆうパック 縦、横、高さの合計が170㎝以内 25㎏以内 60サイズ(60㎝以下)700円

80サイズ(80㎝以下)800円

100サイズ(100㎝以下)1000円

※メルカリでは100サイズが最大です。

60サイズ(60㎝以下)800円

80サイズ(80㎝以下)900円

100サイズ(100㎝以下)1150円

120サイズ(120㎝以下)1350円

140サイズ(140㎝)1500円

160サイズ(160㎝)1500円

170サイズ(170㎝)1500円

※販売価格1555円以上で利用できます。

※メルカリ、ラクマ共に全国一律の送料です。

日本郵便を利用した場合のメルカリとラクマの送料比較です。

メルカリでは「ゆうゆうメルカリ便」と言い、ラクマでは「かんたんラクマパック」と呼ばれています。

匿名配送は、ゆうゆうメルカリ便、らくらくメルカリ便のどちらも利用できます。

ゆうパケットはメルカリが175円、ラクマが179円とラクマが4円ほど高くなります。

ゆうパックは60サイズでメルカリが700円、ラクマが800円とラクマが100円ほどの差があります。

ラクマはゆうパックの取扱いサイズが100サイズ以上も対応している点はラクマの方が種類が豊富と言えます。

日本郵便の送料は、メルカリよりもラクマがやや高いですが匿名配送ができるという点はメリットとなりそうです。

新ラクマの匿名配送とは?

新ラクマに導入されたサービスで、出品者と購入者の間で住所や氏名を知らせることなく、配送ができるサービスです。

メルカリでは匿名配送が人気のサービスとして定着していましたので、この匿名配送がラクマに導入されたのはとても大きな変化と言えます。

オークションやフリマサイトなど既存のサービスでは、最終的に物を送る場合、出品者と購入者は互いの住所や氏名を知らなくては配送を行うことができませんでした。

しかし、この匿名配送であれば、お互いに自分の住所や氏名を知らせることなく物を配送することができます。

個人情報の取扱が厳しくなっている今では匿名配送はフリマアプリを選ぶ基準と言っても過言ではありません。

ただし、ラクマに導入された匿名配送は「かんたんラクマパック」の日本郵便のみです。

かんたんラクマパックのヤマト運輸には、匿名配送の導入はされていませんのでご注意下さい。

新ラクマの匿名配送の送料とやり方

新ラクマの匿名配送は「かんたんラクマパック(日本郵便)」が対応しています。

匿名配送は特別な追加料金なしで、全国一律の料金で配送可能です。

A4サイズで1㎏以内の小さな荷物は「ゆうパケット(179円)」が利用できます。

中型~大型の荷物は「ゆうパック」で配送可能で、60サイズ(800円)~170サイズ(1500円)重さは25㎏まで対応しています。

ただし、ゆうパックは販売価格1555円以上で利用が可能という条件があります。

送料を含んだ価格で出品する際には送料を差し引いて赤字にならないように注意が必要です。

新ラクマで匿名配送をする場合は、取引前に「かんたんラクマパック(日本郵便)」を選択するだけです。

住所はラクマに事前に登録したところに配送されます。

出品者は購入者の情報がQRコードになりますので、QRコードから送り状を発行します。

発行された送り状には、購入者の都道府県のみが記載されその他の氏名や電話番号は印字されません。

あとは、日本郵便でラクマに登録されている住所に届くように手配してくれます。

取引前に「かんたんラクマパック(日本郵便)」がきちんと設定されていれば、出品者も購入者もお互いに個人情報を知らずに配送ができます。

注意点としては、QRコードが発行された時点で送り先の住所の変更はできません。

購入者が登録しておいた住所以外に発送してほしい場合は、出品者に直接住所を伝えて配送の手続きをしてもらうことになります。

メルカリとラクマどっちがいい?

ここまで、様々な角度からメルカリとラクマを比較してきました。

どちらもメリット・デメリットがありますので、自分にとってどんなところがメリットとなるのか比較して利用するのがおすすめです。

メルカリの大きな特徴はアプリのダウンロード者数が多く、たくさんの出品商品が集まるということがわかります。

出品手数料は10%と他のフリマアプリに比べてやや高い印象ですが、匿名配送に対応している点は出品者、購入者共にメリットが大きいと言えます。

一方、ラクマの特徴は販売手数料が3.5%とフリマアプリの中でも低いので安価なものを出品たくさん出品したい方にとってはメリットとなります。

メルカリもラクマもフリマアプリの初心者に向けた公式マニュアルが充実しています。

どちらが良いのか比べたいという方は、試しにメルカリとラクマの両方で取引をしてみることをおすすめします。

まとめ

メルカリとラクマの違いや手数料など様々なものを比べてみました。

とにかく販売手数料が安いことが条件という方はラクマを、少しでも送料をおさえたいという方はメルカリがお得に感じられそうです。

どちらに出品したらいいのかわからない時は、出品しようとしている商品がいくらで売られているのかを出品前にチェックしてみることをおすすめします。

少しでも自分に合ったフリマアプリを探すご参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

元美容師で現在はライターをしています。
得意な執筆ジャンルは美容系や副業です。
読者の方にわかりやすく正確な情報を提供できるように執筆しています。

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